給与明細書、見てますか?

日本FP協会のFPコラムで、”若手社会人が知っておきたい給与明細の見方” を執筆しました。

最近は紙の明細ではなくWeb明細の企業も多く、「プリントアウトするのは面倒だから、通帳で確認するだけ」なんていう声もよく聞きます。

今回のコラムは新社会人や若手社会人を想定して書きましたが、若い人に限らず、給与明細書に書かれている項目についてよくわかってないという人は少なくないと感じます。

とりあえず必要なのは「今月いくらもらえたのか」だし、そもそもお小遣い制で「給料は奥さんが管理してるから…」というパパさんもいますよね。

確かに見たからといって増えるわけでもないし、忙しくて後回し(というか見ない)になるのも頷けます。なので、毎月絶対見てください!とは言いません。

でも、そこに何が書かれているのか、その意味は知っておくべきです。

給与明細には、「もらえるお金」だけではなく「控除されるお金」の情報がのっています。

厚生年金保険料、健康保険料、介護保険料、雇用保険料、共済会費、労働組合費、団体扱の保険料、財形貯蓄、持株会、企業型DCのマッチング拠出 etc.

これらの項目は、実は家計管理やライフプランと密接に関わるものばかりなのです。

FP相談では給与明細書を見ながらお客様とやりとりしていくうちに、家計の問題点や改善の糸口が見えてくることがあります。家計の支出だけでなく給与明細の情報と合わせて見ていくことで全体像がはっきりしてきます。

人は見えないものへの意識は希薄になりがち。給与明細をしっかり見て、「これってこういうことのために払っているんだよね!」と認識しておくことが大事です。

上手に貯めている人は、給与から控除される社会保険料や税金について理解して、無駄のないお金の使い方や有利なお金の貯め方、殖やし方を実践しています。

給与明細は、貯め上手になるための最良の教材。ぜひじっくり眺めてみてくださいね。