- 住まいと暮らし
投稿日:2016.09.01
チェックしてる?わが家のハザードマップ
防災の日、日刊【Sumai】でハザードマップについて執筆しました。
「ハザードマップ」といえば、自治体が発行する冊子やマップがおなじみですが、
今回のコラムで紹介したのは、国土交通省が公開しているハザードマップポータルサイトです。
「見たことある!」という方、防災意識ばっちりですね。
紙媒体とちがって、インターネットがつながればどこでも見られる便利なサイトです。
認知度はいまいちですが、知っておいて絶対に損はありません。
自然災害が起こるたびに耳にするのが「長年住んできたけどこんなことは今までなかった」という声。
しかし、ハザードマップを見ると災害発生の危険性がそこに書かれていることがあります。
気候変動による自然の驚異が大きくなっている今だからこそ、マストチェックです。
災害時はもちろんですが、FPとしておすすめするのは家を購入する前にチェックすること。
周辺に比べて価格が安い理由が、自然災害リスクであるのはよくあること。
知らずに買うのと、納得して買うのでは備え方も当然変わります。
火災保険に水災補償をつけるかどうかなど実際の相談でも役立っています。
重ねるハザードマップでは、明治時代にそこがどんな土地だったかということや、
大規模盛土造成地や埋立地など土地の成り立ちも確認できます。
家が建つ土地のリスクを知ることは、安心して暮らすために欠かせない情報です。
災害が起きる前に必ず確認しておきたいですね。
我が家は大丈夫?国土交通省が公開している「重ねるハザードマップ」をチェック!
日刊【Sumai】→ 掲載終了しました
ハザードマップポータルサイト(国土交通省)